TOP

2014年3月3日月曜日

ガラケー男子が人気!!

携帯市場が逆行!!


なぜ今、ガラケーなのだろうか・・・
一時期は圧倒的なシェアを誇ったスマホに対して、最近ではスマホからあえてガラケーに乗り換える人が多く見られます。これは、どうしてなのでしょうか・・・

 「iPhone」を筆頭にしたスマートフォン(高機能携帯電話、スマホ)が携帯電話市場を席巻する一方で、「ガラケー(ガラパゴス携帯)」と呼ばれる従来型の携帯電話が見直されている。シンプルな操作性や料金の安さからスマホから回帰するユーザーもおり、女性の間では「ガラケー男子」ともてはやす声もあがっている。

 大阪市浪速区の電気街「でんでんタウン」にある携帯電話ショップによると、携帯電話の売り上げの9割以上はスマホだが、「ガラケーも以前に比べると増えた」(同店関係者)という。別のショップでも「機種変更であえてガラケーを使いたいというお客さんは根強くいます」との声もあがる。ガラケー契約者のほとんどはスマホの複雑な操作を敬遠する高齢者だが、「料金が高い」「電池が持たない」といった理由でスマホを見限り、ガラケーに戻るユーザーもいるという。

 IT専門の調査会社「MM総研」(東京)によると、昨年末のスマホ契約数は約5328万件。一方のガラケーは約6658万件でスマホを上回っているが、今年度後半にはスマホがガラケーを逆転する見込みだ。

 電子情報技術産業協会と情報通信ネットワーク産業協会の調査では、昨年度上期(4~9月)のスマホ国内出荷台数は前年同期比14・5%減(約1216万台)と大きく停滞し、スマホの勢いの陰りを示した。

 スマホに対するユーザーの最大の不満は「料金の高さ」。MM総研の調査によると、スマホではなくガラケーを「購入したい」と回答した人のうち、48・3%が「月額利用料金が高い」ことを理由に挙げた。スマホの1人当たりの平均月額料金が6826円に対し、ガラケーは3746円。スマホは月額3000円近く高額になる計算だ。

 そんななか、朝日新聞や講談社、小学館などの辞書から言葉が検索できる「コトバンク」では、「ガラケー」とともに「ガラケー男子」という言葉が収録された。「従来型の携帯電話を使っている男性を指す」との意味で、雑誌などでは「ガラケー男子はもてる」などと特集が組まれるほど。「ガラケー男子のメールは丁寧」など、コミュニケーションに関わる評価が目立ち、「ガラケー男子は流行に流されない硬派な感じがするから大事にしてくれそう」と女性たちに好印象だ。

 電話用にガラケー、データ通信用にスマホという二刀流のユーザーもおり、ガラケーの潜在的需要は衰える様子はない。だが、販売の現場は複雑だ。ある販売業者は「スマホを売らないと利益が減ってしまう。付加価値を理解してもらってスマホを買ってもらいたいのが本音」と話している。

0 件のコメント:

コメントを投稿