綾野剛との共演再び!!
女優の新垣結衣が、TBS系ドラマ『S -最後の警官-』に女性スナイパー・林イルマ役で出演することが27日、わかった。連続ドラマ終盤の第9話(3月9日放送)より、異例の登場となる。撮影1ヶ月前からアクションの特訓を受け、初のスナイパー役に挑む新垣は「楽しいです。女性スナイパーという役柄はこれまであまりなかったようなので、せっかくだからかっこよくみせたいし、なるべくリアルに近いものをお見せできるよう頑張ります」と張り切っている。
新垣が演じるイルマは、原作から設定変更され、ドラマから映画に続く中でより重要な役割を担うキーパーソン。向井理が演じるNPS隊員・神御蔵一號(かみくらいちご)とバディを組んでいた綾野剛が演じる蘇我伊織(そがいおり)が、SATに戻った後、次期狙撃主としてNPSに入隊する。
元陸上自衛隊特殊作戦群に所属していた過去を持ち、その狙撃の腕はSAT随一のスナイパー蘇我に引けをとらない。かわいらしい容姿とは裏腹に、地元の焼酎をこよなく愛する豪快さと強い正義感、明るく強烈なキャラクターを持つ新たな“問題児”に、他のメンバーはもちろん、一號もペースを狂わされる。
同ドラマは、『ビッグコミック』(小学館)に連載中の人気漫画『エス-最後の警官-』(作:小森陽一 画:藤堂裕)を原作に、警視庁特殊部隊「SAT」の機動力と、警視庁特殊犯捜査係「SIT」の捜査力を併せ持った架空の警察庁直轄部隊「NPS」の活躍を本格アクション満載で描く。
初回放送前に映画化が決定したことでも話題を呼び、1月12日の初回放送では1月期の連続ドラマ最高視聴率18.9%を獲得。2月23日放送の第7話までの平均視聴率14.6%は、1月期民放連ドラ1位と好評を得ている(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)。
韓哲プロデューサーは「原作で林イルマという女性スナイパーが登場したときに、漫画が白黒の絵からカラーに変わったと感じるくらいの華やかなインパクトがありました。ドラマでも特殊部隊ただひとりの女性隊員として、男くさい世界に華やかな色を足してもらいたい」と新垣に期待。アクションも「初日の動きを見て筋の良さを感じました」と手応えを語っている。